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2008年04月24日

硫化水素

こんばんわ☆

まきまきです。


硫化水素を使った自殺が頻発しています。

「まぜるな危険!!」と書かれた洗剤を使ったものですが

何ゆえ自ら命を捨てる?ガ-ン


今は亡き我がオバーは、ある日トイレを掃除中に「まぜるな危険」を無視して混ぜ、ガスを吸って倒れた。
その日以来体調が急激に悪くなり、肺ガンを発症して数年後に亡くなった。

オバーは昔からヘビースモーカーだったので、ガスそのものがガンを誘発したわけではないのだろうが
僕ら親族は「まぜるな危険」の恐ろしさを目の当たりにした。

そのガスを作って自ら命を捨てる現代の人々

なぜだ・・・。



僕は死にたいと思ったことが一度も無い。
むしろ子供の頃は超貧乏で、「明日をどうやって生きようか」ってことばかり考えてた。

だから単純な僕は自殺に関する記事を読むと
「ああ、何をしなくても生きてこられたから命のありがたみが分かんないんだねぇ」
と思ってしまう。

年配の方が経済的理由や介護問題、老後問題などで将来を悲観して自殺することに関しては、僕はその歳に達してないので気持ちは分からない。
分かるのは、無駄な政治家たちがそういう人を増やすような施策をどんどんやってること。

我慢ならんのは10代~20代の若者がいとも簡単に(当人は思いつめた末だろうが)生きるのをやめていくこと。

五体満足で生まれ、家族がいて家があり、テレビがあり、食べ物がある。

それだけでは「幸せ」ではないのだろうか。

上を見ればきりが無いが、何不自由なく過ごせる今は「普通」ではないはずである。


そんなことを思う僕は「甘ちゃん」なのだろうか?
「凡人には分からないよ」と言われるのだろうか?



とにかく言いたいのは

「死ぬ覚悟が出来てるんなら、せめてもう一度自殺の理由に立ち向かってみなよ」ってこと。

そして何よりも親は我が子をもっと見てあげなよ。



そんなことを思う夜でした。








Posted by まきまき at 22:53│Comments(9)
この記事へのコメント
まきまきさんこんばんわ!

私はハタチくらいの頃
毎日毎日『死んでしまいたい』と思っていた日々があります。
当時思いつめていたことを今は「アホらしぃ」と思うし、
ほんとうにほんとうにあの時死ななくてよかったよ~と(苦笑
まきまきさんの仰るように、
当たり前に思っていることがとても恵まれているのだと感じられなかったのかもしれませんね。
けれど今は我が子が生きている限り、
死にたいなどと思うことはないと思う。
つか、絶っ対に、死にたくない、死ねない。
どうか神様、こんな私ですがせめて子供が自立するまでは生かしておいて下さい・・・と願う日々です。
ぃや、マヂで(笑
今年は人間ドック入ろうかなとか思ってるもん(笑笑
Posted by ichigo at 2008年04月24日 23:43
そうだね。自分で命を絶つことはいけないと思う。

けど 最近の若い子の中には
死んでもまた 生まれ変われると思ってる子も結構いるみたいよ。
輪廻転生を ゲームでの命みたいな感覚でとらえてるのかなぁ?!

それに死にたいと思う人が いるのも理解はできるんだけど・・・ね
きっと 自分に内面に視点がいきすぎて周りのものが見えなくなるのかもね

せめて 私たちの周りでそんな人がでないように
繋がっていたいものです
Posted by みかえる at 2008年04月25日 00:17
めっちゃコメントしたいけど、
(大事な友達を何人も亡くしてきたからさ…)
調子イマイチでうまくまとまらないから、今度意見伝えるよ。

なんにせよ、やっぱりものすごく悲しいし、寂しいし、何か自分にできることはなかったかと自問自答するし、
なんていうか…。

ただ、これだけはしないでおこうと心がけていることがあるよ。
自殺した人をけなすのはよくない。
ほめるのもよくない。
当たり前だけどさ…。心がけているんだ。

まきまき、まきまきは甘ちゃんじゃないよ。
ただ、まきまきも、ぼくも、他の人も、
できることは限られていてさ…。
非力でさ。
めちゃくちゃ悔しいんだけどさ…。
それでも、ただただ願うしかない、
祈るしかない時もあると思う。
ものすごく歯がゆいけど…。

その人自身が生きたいと思わないと、どんな行為も言葉も届かない。
逆効果になることもある。

いろんな人が、特にぼくのまわりの大事な人が「生きたい」「生きていたい」と思えるような世界に、少しでもしていたいなあ…。
全世界は無理だから、ぼく個人のまわりレベルで、身近なところで、
自分自身が無理せずできることでいいから、
少しでも風通しのいい世界にしていたいなって思うよ。

…やっぱりまとまらないや、ゴメン。
とりあえずぼくは大切な友人たち(もちろんまきまきも含めて)と、
自分ができる限りのコミュニケーションをとっていたいよ。
Posted by kai at 2008年04月25日 01:34
ぼくは結婚するまで『死にたい』と思った事のない人なんていないと思ってた…
自殺を肯定するわでではないが、死にたい人は死んだらいいと思ったりする。
死ぬ人からしたら、生命が終わるわけだからその後の事なんて関係ないわけで…
死んで欲しくない!ってのは、生きる世界に残った人達が悲しいと思うだけで、死ぬ本人はもう無い(肉体とか精神とか…)んだから。

ぼくも家族や友達には死んで欲しくないと思っているが、それは自分のエゴなのかと思っている。

こんな事を書くと馬鹿か?
と思われるかもしれないが…

ボクの知らない人がどんだけ死んでも、一切悲しくないです。

ただ、自分が知ってる人、家族や友達にはボクが死んだ後に死んで欲しい。

そんなクリスチャンなボクです。
Posted by つかぼ at 2008年04月25日 05:10
皆様、夜遅くからのコメントありがとうございます。
やっぱ人それぞれ考え方があるもんです。

>ihigoさん
ichigoさんは「死にたい」と思ったことがあったんですね。
そういう精神状態に陥ったことがなかった僕は、やっぱり恵まれてたんだと思います。
子供はホントに生きる希望です。
僕も彼らが成人するまでは生きねばと思う日々です。

>みかえる
ゲームの影響はあるかもねぇ。
リンチによる殺害もゲーム脳がどうのこうのと解説されてたと記憶している。
けどそれも冷静に見ると親の教育問題につながってるんだよね。
ゲーム自体が悪いんではなくて、それを無制限にさせてた親に原因があると思うよ。

僕らの仲間やその子供達にそのような状況が起こらないよう祈るばかりです。

>kai
kaiは人事じゃないよね。
まとめて言う必要なんてないんだよ。いろんな感情や考えがあるんだから、きれいにまとめる方が難しいし。

自殺した人をけなすようなことは決してしないけれど、その人が亡くなったことを悲しむ人がいないのかどうかは気になるの。
僕の常識を超えた非常に劣悪な環境で育った人は、人間不信に陥るかもしれないし親さえも敵かもしれない。
けどその人が亡くなる歳になるまで誰一人その人に手を差し伸べられなかったのかと思うととても胸が詰まる。

確かに僕は非力だけれども、それでも今まで出会った多くの人達の何人かには生きていく力を僅かながら注げたと思うし、僕も多くの人から力をもらってきた。

自殺した人達はそんな出会いが無かったのか、あったとしてもそれを超える苦しみに襲われたのか。
僕には分からないし、分かったところで何の助けにもならない。
自分の周りの人しか声かけできないけれど、多くの人がそうしてくれたら「ペイ・フォワード」のようにつながっていって自殺は減るんじゃないかと。
・・・やっぱ単純かな。

>つかぼ
なるほど。つかぼらしい考えよね。
馬鹿とは思わないよ。
どんな考えに対しても、それはその人の意思であって、それについて反論するつもりはないの。
「ああ、そういう考えもあるんだぁ」ってみんなが分かって、自分の意見を「コレが正論だ!!」って押し付けるわけではなく互いが意思を尊重するのが理想かな。
Posted by まきまき at 2008年04月25日 20:02
この世に授かった命だものね。
どうしてわからないのかなぁ。
私なんて分けてもらいたいくらいなのに・・・

でも最終手段が、
一番の解決がそれしかないなら、
死であるならば、
周りには迷惑かけないでほしいですね・・・

十人十色。

時代と人間がこうしてしまったのでしょうか・・・
Posted by 黒百合ハ恋ノ花 at 2008年04月27日 08:35
>黒百合さん
そう。分からないの。
その人の境遇を聞いたとして分かったつもりでいても、たぶんそれは同情であって理解ではないのかもしれない・・・なんて思ってみたり。

時代なんですかねぇ。
Posted by まきまき at 2008年04月27日 17:45
私も、子供が生まれて
今の家族で軌道に乗るまでは
ありとあらゆる方法で命を絶とうとしたので・・今考えると、その考えに
人生を支配されてたんだろうな。
呪いのようでした。
苦しかったな。

気付けて良かったと、心から今は思う。生きてて良かった。

他人のことは私も分からないけど
せめて自分の家族がそんな気持ちに
ならないよう、見守っていたいと思う。
自分の知らないところで
子供が死にたいって思わないとは限らないし。
そのサインにいつも気付ける親で居たいなあ。
Posted by ロビン at 2008年04月28日 15:46
>ロビン嬢
多くの人が若かれし頃に(今も十分若いが)深い苦しみを抱いてたんだなぁと今回のみんなからのコメントで思います。

けどその時、なんとか頑張って生きてくれたからこそみんなと知り合うことが出来たわけで、人生ってやっぱり不思議。

家族への想いはロビン嬢と同じく。
これから子供達は様々な困難にぶち当たったり、いろんな嫌なことも経験するだろうけど、「俺らは味方だよ」っていうのをしっかり伝えていきたいね。
Posted by まきまき at 2008年04月29日 21:29
 
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